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東京大学(理系・2021)第6問

 コロナ対応の最終日。部活動もない土日って、本当は何を過ごしていたのか、全く分からなくなっていますね。


考えてみたら、前の学校に勤務してたときはゴルフ部の第3顧問だったので、大会とかはほとんど(私は)無かったのですが、冬場には勤務校のそばのゴルフ場が閉まってしまうので、土日はマイクロバスで片道30分かけて送迎していたりしましたが、冬季間以外はけっこう時間がありましたからね。その前年の、県立で非常勤講師をしていたときは、あまりの時間のありすぎから、道の駅のスタンプラリーをやってみたりとかしましたし・・・



そんなわけで、この土日もゲームをしていました。昨日の土曜日はスーパーファミコン Nintendo Switch Onlineで、2021年2月に配信された「マリオのスーパーピクロス」をやってみました。


発売された当時、国内で一大ブームとなっていたイラストロジックをゲーム機で行う、ピクロスシリーズの第3弾のソフトですが、問題の約半数は前作のサテラビュー用の「タモリのピクロス」と同じだったとか・・・


まあ、そんなことは別にいいとして、このスーパーピクロスをほぼ1日、やっていました。基本的に、ペンシルパズル自体は大好きなので、集中していたら時間が経つのを忘れてしまいまして・・・



今日は、ダウンロードしてから1回しか起動していなかった、スーパーマリオパーティをやっていました。そうです、外出も出来ないので、アパートで1人でパーティを・・・先日調べた際に、オンライン対応になった、ってことを初めて知ったので・・・


オンラインで妹家族とやる、なんてことになってもいいように、遊び方の確認と、ついでに隠し要素を全部出す為に・・・と思ってやっていたのですが、なかなか時間がかかりますね・・・すごろくも10ターンで1時間かかるし、川下りもなかなかの時間がかかってしまう・・・ゲームの内容量としては満足なのですが、後半には単純に「隠し要素を出す」ための作業だったので、けっこう苦痛なときが・・・



今日もほぼ1日をスーパーマリオパーティに費やしましたが、隠しキャラがまだ出揃ってないんですよね・・・

出揃う、って言うか、やっと1人出ただけで、あと3人は、どうやって出るんだろうか・・・まあ、ネットで調べれば直ぐに分かるんだろうけど、そんなことはしませんよ。





今日も東京大学の問題。6問目なので、今日で最後です。マリオパーティーをして、お昼休憩で食事をして、その後に解いた感じです。






実数 $b$, $c$, $p$, $q$, $r$ に対し, 

$x^4+bx+c = (x^2+px+q)(x^2-px+r)$ 

が $x$ についての恒等式であるとする. 

(1) $p\neq0$ であるとき, $q$, $r$ を $p$, $b$ で表せ. 

(2) $p\neq0$ とする. $b$, $c$ が定数 $a$ を用いて 

$b = (a^2+1)(a+2)$, 

$c = -\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1)$ 

と表されているとき, 有理数を係数とする $t$ についての整式 $f(t)$ と $g(t)$ で 

$\{p^2-(a^2+1)\}\{p^4+f(a)p^2+g(a)\} = 0$ 

を満たすものを $1$ 組求めよ. 

(3) $a$ を整数とする. $x$ の $4$ 次式 

$x^4+(a^2+1)(a+2)x-\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1)$ 

が有理数を係数とする $2$ 次式の積に因数分解できるような $a$ をすべて求めよ. 











(1) 与式より, 
$x^4+bx+c = x^4+(-p^2+q+r)x^2+p(-q+r)x+qr$ 
であり, これが $x$ についての恒等式であるので, 

$-p^2+q+r = 0$ 
$p(-q+r) = b$ 
$qr = c$ 

$\Longrightarrow$ 

$q+r = p^2$ 
$-q+r = \dfrac{b}{p}$ 
$qr = c$ 

が成り立つ. これより, 
$2q = p^2-\dfrac{b}{p}$ 
$q = \dfrac{p^3-b}{2p}$ 

$2r = p^2+\dfrac{b}{p}$ 
$r = \dfrac{p^3+b}{2p}$ 
を得る. 

(2) (1) より, 
$c = qr = \dfrac{(p^3+b)(p^3-b)}{4p^2}$ 
である. これより, 
$-4p^2\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1) = \{p^3+(a^2+1)(a+2)\}\{p^3-(a^2+1)(a+2)\}$ 
$-p^2(4a+3)(a^2+1) = \{p^3+(a^2+1)(a+2)\}\{p^3-(a^2+1)(a+2)\}$ 
$-p^2(4a+3)(a^2+1) = p^6-(a^2+1)^2(a+2)^2$ 
$p^6+(4a+3)(a^2+1)p^2-(a^2+1)^2(a+2)^2 = 0$ 
$\{p^2-(a^2+1)\}\{p^4+(a^2+1)p^2+(a^2+1)(a+2)^2\} = 0$ 
であるので, 求める整式 $f(t)$, $g(t)$ の $1$ 組として 
$f(t) = t^2+1$, $g(t) = (t^2+1)(t+2)^2$ 
を得る. 

(3) 題意を満たすとすると, 
$x^4+(a^2+1)(a+2)x-\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1) = (x^2+p_1x+q_1)(x^2+p_2x+q_2)$ 
を満たす有理数 $p_1$, $p_2$, $q_1$, $q_2$ が存在する. 右辺を展開すると, 
$(x^2+p_1x+q_1)(x^2+p_2x+q_2) = x^4+(p_1+p_2)x^3+(p_1p_2+q_1+q_2)x^2+(p_1q_2+q_1p_2)x+q_1q_2$ 
であるので, $x^3$ の係数を比較することで, $p_1 + p_2 = 0$ であることが分かる. これより, $p_1=-p_2=p$, $q_1=q$, $q_2=r$ とおくと, 最初に出てきた恒等式になる. 
$x^4+(a^2+1)(a+2)x-\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1) = (x^2+px+q)(x^2-px+r)$ 

(i) $p=0$ のとき, 
$x^4+(a^2+1)(a+2)x-\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1) = (x^2+q)(x^2+r)$ 
より, 
$(a^2+1)(a+2) = 0$ 
$-\left(a+\dfrac34\right)(a^2+1) = qr$ 
が成り立つ. $a$ は実数より $a^2+1>0$ であるから, $a+2=0$ 即ち $a=-2$ である. 
これを第 $2$ 式に代入すると 
$-\left(-2+\dfrac34\right)\{(-2)^2+1\} = qr$ 
$\dfrac{25}4 = qr$ 
であり, また $p=0$ より $q+r=p^2=0$ であるので, $r=-q$ である. よって $q^2 = -\dfrac{25}4$ を得るが, これを満たす実数 $q$ は存在しないので不適である. 

(ii) $p\neq0$ のとき, (2) より求める $p$ は 
$\{p^2-(a^2+1)\}\{p^4+(a^2+1)p^2+(a^2+1)(a+2)^2\} = 0$ 
を満たす値である. ここで $p^4\geqq0$, $a^2+1>0$, $(a+2)^2\geqq0$ であるので, $p^4+(a^2+1)p^2+(a^2+1)(a+2)^2 > 0$ である. これより, 
$p^2-(a^2+1) = 0$ 
$p^2 = a^2+1$ 
であり, $a$ は整数であるので, $p^2$ は整数である. $p$ は有理数でもあったので, $p$ は整数である. 
$p^2-a^2 = 1$ 
$(p+a)(p-a) = 1$ 
$p+a = \dfrac{1}{p-a}$ 
と $a$, $p$ が整数であるので 
$p+a = 1$ 
$p-a = 1$ 
である. これより, $p=1$, $a=0$ を得る. 

(i), (ii) より, $a=0$ である. 

最小多項式

部活で使う団扇がある。
何の競技かは言わないが、タイムアウトをとったときに、選手を扇いだり、それ以外の時間でも暑いときは私が扇いだり・・・

って事で使ってるチームの団扇があるのだが、それがそろそろ限界になってるモノが多くて・・・

チームロゴを印刷した紙を貼ってるので、オリジナルの団扇なのだが、仰ぐ度にパカパカ音が鳴ったり、プラスチックの取手がそろそろ折れるのではないかと思えるものもあったり。


そんなわけで、最近になって作り変える為に動き出しました。
無料で貰ってきた団扇の紙を剥いで骨組みのみにして、そこに新しく貼り直して・・・

って考えていたのですが、そもそも団扇がない・・・


以前は家電量販店なんかに行けばいくらでも団扇を貰えたものなのですが、最近って、全然おいてないんですね・・・

って事で、部活の保護者に相談していたら、前保護者会長から「うち(の会社)にいっぱいあるよ」と。

そんな事で、大量に貰いました。

まだまだ普通に使えそうな、ちゃんとした団扇だったのですが、これは使えない、と。
某自動車メーカーの営業所長なのですが、昔に配っていた団扇なのですが、とあるタレントさんを起用していた時代のもので、そのタレントさんとの契約が切れた現在では、そのタレントさんの顔が写ってるこの団扇はもう配れない、とのこと。

そんなわけで、数えてみたら、51枚の団扇をいただきました。
とりあえずは15枚くらい作ってみて、残りは年々作っていくようにしようかな。

それにしても、団扇の紙を剥がす作業がメンドクサイ。
なんて思いながら、部活中に暇があったので、私も剥がしていたのですが・・・

なんか、他に使うことのない技術を覚えて、だいぶキレイに、効率的に剥がせるようになってしまいました。
ポイントは、表面(1枚目)は隙間にカッターナイフの刃を入れて、グリグリと捻りながら剥がしていく、裏面(2枚目)はカッターナイフで端っこを剥がしたら、あとは指で骨を押し下げて剥がしていく、という感じですね。

みなさんも、やるときがあったらお試しください。





話は変わって、今日は最小多項式の話。

Wikipedia:最小多項式_(体論)あたりを見るとちゃんと定義されているのだが、体論の話になっているので、ハッキリ言うと非常に分かりにくい・・・

って事で、高校レベルでも分かるように説明すると・・・

代数的数(有理数と、有理数に累乗根がついたものを足したりしたもの) $\alpha$ を代入して $0$ になる多項式のうち、最小次数で最高次係数が $1$ の多項式のことを $\alpha$ の最小多項式という。


こんなことを言われても・・・
って思うところなので、具体例で考えてみる。


$3$ の最小多項式は $x-3$ である。

$\frac35$ の最小多項式は $x-\frac35$ である。

$\sqrt2$ の最小多項式は $x^2-2$ である。


それで何なんだ、と言われそうであるが、以下の問題をみてみる。



$a=\frac{3-\sqrt5}{2}$ のとき, $a^3$, $a^4-2a^3-2a^2+5a+1$ の値を求めよ.
(2018 近畿大・理工, 薬, 工)



この問題を解く際に、最小多項式のことを知らないと、

$a^3=\left(\frac{3-\sqrt5}{2}\right)^3$
$=\frac{(3-\sqrt5)^3}{8}$
$=\frac{27-27\sqrt5+45-5\sqrt5}{8}$
$=\frac{72-32\sqrt5}{8}$
$=9-4\sqrt5$

という力技で計算をし、更には

$a^4-2a^3-2a^2+5a+1$
$=\left(\frac{3-\sqrt5}2\right)^4-2\times\left(\frac{3-\sqrt5}2\right)^3-2\times\left(\frac{3-\sqrt5}2\right)^2+5\times\frac{3-\sqrt5}2+1$

となって、これを計算していくのだが・・・

ちょっと面倒くさいことになっている・・・

そこで、$a$ の最小多項式を求めてみる。

$a=\frac{3-\sqrt5}2$
$2a=3-\sqrt5$
$2a-3=-\sqrt5$
$(2a-3)^2=(-\sqrt5)^2$
$4a^2-12a+9=5$
$4a^2-12a+4=0$
$a^2-3a+1=0$

より、$a$ の最小多項式は $x^2-3x+1$ である。

今回、最小多項式自体は必要ないのだが、その手前で出てきた

$a^2-3a+1=0$

が非常に重要な式である。

この式から、

$a^2-3a+1=0$
$a^2=3a-1$
$a^3=3a^2-a$
$a^4=3a^3-a^2$

を得る。
これより,

$a^3=3a^2-a$
$=3(3a-1)-a$
$=8a-3$
$=8\times\frac{3-\sqrt5}{2}-3$
$= 12-4\sqrt3-3$
$= 9-4\sqrt3$

$a^4-2a^3-2a^2+5a+1$
$= 3a^3-a^2-2a^3-2a^2+5a+1$
$= a^3-3a^2+5a+1$
$= 3a^2-a-3a^2+5a+1$
$= 4a+1$
$= 4\times\frac{3-\sqrt5}2+1$
$= 6-2\sqrt5+1$
$= 7-2\sqrt5$

である。

もしくは、数学IIで学んだ割り算の筆算

\[
\begin{array}{rcrrrrr}
 & & a^2 & +a & & & \\
a^2-3a+1 & ) & a^4 & -2a^3 & -2a^2 & +5a & +1 \\
 & & a^4 & -3a^3 & +a^2 & & \\
 & & & a^3 & -3a^2 & +5a & \\
 & & & a^3 & -3a^2 & +a & \\
 & & & & & 4a & +1
\end{array}
\]
(Blogのシステムの都合上、部分的な横線が引けないので省略しています)

より、

$a^4-2a^3-2a^2+5a+1=(a^2-3a+1)(a^2+a)+4a+1$

である。
ここで、$a^2-3a+1=0$ であったので、

$a^4-2a^3-2a^2+5a+1=4a+1$
$= 4\times\frac{3-\sqrt5}2+1$
$= 7-2\sqrt5$

である。