勤務していたのが2年前なので、当時の1年生ももう3年生。
なので、ほとんどが知らない生徒ばかりなのですが、1人だけ残って頑張ってる生徒がいたので、その子1人の為・・・ではないですが、応援に行ってきました。
インターハイ予選や新人戦を含めて、地区優勝は4年前を最後にずっと決勝で負けたり、決勝に来れなかったりしていたので・・・
ただ、今の1・2年生は、なかなか力があります。
それを考えれば、地区優勝は目指せないようなものではない。
と思ってはいたのですが、思い出すと、それよりも断然力のある子が揃っていた、今の大学1年生の学年でも、地区優勝が出来なかったんですよね・・・
なんて思ったりもしたのですが、今年はやってくれました!!
あの高校の、あの種目の部活は、男子も女子も、決勝と呼ばれる試合は必ずギリギリになるんですよね。
ギリギリにならない場合は、明らかなボロ負けになってしまう・・・
のが今までだったのですが、今年はもう、安心して見ていられました。
前半が終わる頃には、ダブルスコアくらいになっていたので、本当に安心していました。
で、そのまま勝利、第1回の地区大会を、優勝できました。
おめでとうございます!!
それはさておき、一昨日、視察に行った某高校で、数学オリンピックの話になって、そこで私が言った問題を、久しぶりに解いてみました。
なんとなくやり方を覚えていたので、10分くらいで解けましたが、初めて解けたときは2週間くらいかかった気がする。
って事で、今日はその問題を・・・
と思ったのですが、解答を打つ気力が・・・
そんなわけで、困ったときのバックナンバー。
困ったときの、旧帝大。
今日からは北海道大学。
整数の問題なのですが、そんなに難しくはないですね・・・
自然数の $2$ 乗となる数を平方数という.
(1)
自然数 $a$, $n$, $k$ に対して, $n(n+1)+a=(n+k)^2$ が成り立つとき,
$a \geqq k^2+2k-1$
が成り立つことを示せ.
(2)
$n(n+1)+14$ が平方数となるような自然数 $n$ をすべて求めよ.
---解答例---
(1)
仮定より
$n(n+1)+a = (n+k)^2$
$n^2+n+a = n^2+2nk+k^2$
$a = k^2+n(2k-1)$
ここで $n$ は自然数より $n(2k-1)\geqq2k-1$ であるので
$a \ge k^2+2k-1$
が成り立つ.
(2)
(1) より, $n(n+1)+14=(n+k)^2$ を満たす自然数 $n$, $k$ が存在するとき, $14\ge k^2+2k-1$ が成り立つ.
これより,
$k^2+2k-1 \le 14$
$k^2+2k-15 \le 0$
$(k+5)(k-3) \le 0$
$-5 \le k \le 3$
$k$ は自然数であるので
$k = 1, 2, 3$
である.
$k^2+n(2k-1) = 14$
$n(2k-1) = 14-k^2$
$n = \frac{14-k^2}{2k-1}$
より,
$n = 13, \frac{10}3, 1$
であるが, $n$ も自然数なので
$n = 1, 13$.
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